~涅槃寂静~ |
この絵はお釈迦様が涅槃に入られる時に、悲しまれるアーナンダ長老と、修行に励まれるスバッダ長老が描かれています。
勤行やお供えの儀式・儀礼よりも、「修行をする」という「お供え(パティパッティ・プージャー)」こそが、お釈迦様に対する本当の敬意の表し方であり、本当のご供養である、とお釈迦さまはおっしゃいます。修行とは、八正道の実践です。
「正見」 世の中、自分の感覚・感情、全てが瞬間瞬間変化します。その事実を受け入れるのです。
「正思惟」 物への依存をやめようと決めて、何かを得たい、取ろう、と考えるのではなく、人の役に立つ生き方をする事です。
「正語」 ウソ、誹謗中傷、陰口・うわさ話、無駄話をやめる事です。その代わりに、慈しみの言葉を語ります。
「正業」 「殺生」「盗み」「邪な性関係(反社会的・非道徳的・違法な性行為)」を止めます。
「正命」 自分の持っている知識や能力を使って、皆の役に立つ仕事をして、正当な報酬を得ることです。 |
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